遺言って大事?

 遺言のイメージは?

「遺言」という言葉を一度は聞かれたことがあると思います。

遺言と聞いてどんなことを思い浮かべられますか? 

家族仲が悪くて、もめているご家族のイメージでしょうか?
それとも資産家のお家のイメージでしょうか?
どちらもテレビドラマで見るお話にでてきそうですが、実際はどのようなものか、どれくらいご存じですか??



うちは財産が少ないから必要ないかな~

元気だからまだまだ考えなくていいかな~

と思われていませんか?実際そういう方は多いです。

このように考えて先延ばしにしているうちに亡くなられてしまった、とても困ったとおっしゃる方がいらっしゃいます。

財産の多い少ないにかかわらず、多くても、少なくても、もめ事が起こる可能性は等しくあります。

聞かれたことはありませんか?

「相続」が「争続」になっているご家族もいると。

このようなもめ事を防止するための手段の一つが「遺言」です。

 遺言のもう一つの意味

上記のように、ご家族、兄弟姉妹にご自分の死後、もめて欲しくないから遺言を残そうという考え方もあります。

また、より積極的に人生の終末を迎えるにあたって自分の意思をはっきりさせておく「遺言」を残しておくという意味もあります。


人間ですから、誰しもかならず死を迎えるでしょう。
自分の最期をどのようにしたいか、考える必要も迫られてきます。
誰にお世話になるのか、これまでの有難うの気持ちをどのように伝えようか、どのような最期を迎えたいか、誰にどうして欲しいか、

詳しく言えば、自分の財産を誰に譲りたい特定の人がいる、事業などに寄付したい、お世話になった人に感謝の気持ちを形として表したい、希望するお葬式のこと、お墓のこと、ペットの世話を託したい、など、ご自分の希望を様々にあることでしょう。

その気持ちを形にして意思をはっきりと示す行為も遺言です。

したがって、自分の望みをかなえるための自己実現の場が遺言と言えるかもしれません。

 大切なものは何ですか?

遺言は、家族に争いごとの火種を残さない手段として、そして、ご自分の最期の希望を叶える手段にもなります。
遺言について考えることは、ご自分の大切な家族、人、モノなど様々なものを、もう一度見直して、一つずつ決めていく作業でもあります。
大切なものは何か、大事にしたいことは何か、優先順位はありますか?

これらを見直す良い機会になるかもしれません。

 遺言書の書き方

遺言は、あなたが亡くなられた後に効力を発揮するものですから、その形式が有効であることが前提になります。

現金や不動産などの”持ち主”(所有者)が変わるのですから、形式に決まりがあるのです。

そこで、遺言と相続の仕組みと遺言の作成方法、保管方法などをブログにて、わかりやすかご説明していきたいと思います。

ご自分で下書きだけも書いてみようかしら。。

そうお思いになられたら、一度、ご覧になってくださいませね。

遺言ってどんな決まりごとがあるのかな~
知っているようで知らないこともあるかもね~
ゆっくりいこうニャ